南アフリカランドについて

2008年04月10日

ランド(rand)とは南アフリカ共和国の通貨である。
1961年、英連邦から脱退し共和制に移行し「南アフリカ共和国」が成立した時に、ランドが誕生した。それ以前は南アフリカ・ポンドが使用されていた。変更時のレートは1ポンド=2ランドであった。ウィットウォーターズランド地方--その尾根には、ヨハネスブルクがあり、かつ南アフリカ共和国でもっとも金鉱が取れた地域--の名に由来している。
1995年3月13日に金融ランド(Financial Rand)を廃止し、新ランドに一元化された。それまでは金融ランドと並んで商業ランドがあり、前者は非居住者によって保有される南アフリカの証券やその他南アフリカの投資手段の売却や償還に適用され、後者は管理通貨制度によって全ての国内の取引に適用されていた。国際通貨コード(ISO 4217)は、ZAR。ランドは、現在、南アフリカ、スワジランド、レソトの共通通貨でもある。

ランド通貨は、「R」で表記され、「c」で表記される100南アフリカ・セントが1ランドになる。また、現在、5種類の紙幣(10ランド、20ランド、50ランド、100ランド、200ランド)と7種類の硬貨(5セント、10セント、20セント、50セント、1ランド、2ランド、5ランド)が使用されている。 また、主にインフレーション対策に通貨の平価切り下げを目的とし、2002年4月に1セントと2セント硬貨は通貨発行を停止された。すべての取引は、もっとも近い5セント単元へと取り替えられるゆえ、硬貨はそれほど流通していない。

1961年に初めて南アフリカの通貨として発行された際には、当時の南アフリカの通貨であった1南アフリカ・ポンドは2ランドに、あるいは、10南アフリカ・シリングは1ランドに兌換された。最初に発行された紙幣には、初代ケープタウンVOC行政官であるジャン・ヴァン・リーベックの肖像が印刷されていた。 1990年代、紙幣は新たに5種類の野生動物にデザイン変更された。また、この紙幣および硬貨には、南アフリカの11の公用語が表記されている。

通貨偽造対策として、2005年2月に新紙幣が発行されたのと同じように新しい5ランド硬貨は、2004年8月に発行された。通貨偽造対策の特徴として、2種類の金属を使う構造であり(1ユーロあるいは2ユーロ硬貨、1イギリス・ポンドあるいは2イギリス・ポンド硬貨、2カナダ・ドル硬貨と類似している)、通貨の縁に添うような形でのこぎり状の溝と極小文字の刻印がある。また、新紙幣も数字に同様の特徴がある。

5セント  10セント  20セント  50セント
     5セント            10セント            20セント            50セント

1ランド  2ランド  5ランド  10ランド
     1ランド             2ランド            5ランド            10ランド

20ランド  50ランド  100ランド
    20ランド            50ランド           100ランド  

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